| 開発トークセッション 2日目まとめ 大変おまたせしました。本日のトークセッションの抜粋です。質問コーナーは昨日と同様後日アップさせていただきます。
動画は近日中に放映予定ですので、お楽しみに!
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最初のコーナーは「とくダネ!ヴァナ・ディール」です。
このコーナーでは、バージョンアップ情報や新たな運営サービスなど、今後のFFXIに関する新情報をお伝えしました
まずは「闘獣場」。
闘獣場は、闘獣場バトル用のモンスターを使って、NPCモンスターや他のプレイヤーのモンスターと闘わせて、勝敗やポイントでランキングを競い合うコンテンツです。 プレイヤーがモンスターを直接操作して、戦わせるワケではありませんが、多少の指示は可能になるかもしれません。
闘獣場バトル用のモンスターは、ヴァナ・ディール各地のモンスターから”ある方法”で遺伝子的な情報をアイテムとして入手し、専用NPCにトレードして作れるようにします。 おそらく、カスタマイズもできる予定です。
今年の夏以降に導入できればと思っております。もうしばらくお待ちください。
次の特ダネは…
エインヘリヤル!
エインヘリヤルは、ハザルム試験場を舞台にした「毎回予測不能な多人数バトル」というコンセプトで作っています。 毎回出現する敵が異なり、臨機応変な対応が要求されるため、比較的難易度の高い、高レベル向けのコンテンツになります。 まず、定員は6〜36人で、入室にはデュナミス同様砂時計のようなアイテムを使用してエリアを占有します。 ボス1体と複数の雑魚モンスターで構成される部屋が複数あり、その中から攻略する部屋を選択して、30分の制限時間内にその部屋の中にいる敵を全滅させればクリアです。
クリアしたら何が手に入るのか??
ここでしか手に入らない装備品も用意してありますし、アサルトのような専用のポイントも得られます。 当然ですが、そのポイントと交換できる報酬アイテムもありますよ!
続いて ジョブについてです。
次回6月のバージョンアップで変更を行う内容ですが、 主にアトルガンの秘宝で追加された3つのジョブに対して、メリットポイント カテゴリー2の追加を予定しています。 アトルガンで追加になった3ジョブに、メリットポイントのカテゴリー2を実装します。 各ジョブ、アビリティコマンド2個、ジョブ特性2個です。
○青魔道士 コマンドは ・魔法系青魔法、範囲攻撃を単体にするかわりにパワーアップ。 ・味方にかける補助系青魔法を範囲に。 ジョブ特性は ・ブルーチェーン時にTPボーナス。 ・青魔法ポイントの上限をアップ。
○コルセア コマンドは、 ・次のロールを1にする。 ・自分にかかっている(自分がかけた残りの継続時間の長いほう)ロールをひとつ消す。ジョブ特性は、 ・ファントムロールの効果時間を延長する。 ・ランダムディールで確率アップ。使用された状態のコマンドを優先するような仕組み。 ○からくり士 コマンドは、 ・(黒子チェンジ)マスターとオートマトンの現HPを入れ替える。 ・(腹話術)対象モンスターの、マスターとオートマトンに対する敵対心を入れ替える。ジョブ特性は、 ・(微調整)命中(飛命)、回避、魔法防御をアップ。 ・(最適化)攻撃(飛攻)、防御、魔法攻撃をアップ。
他のジョブに関しては、これほど大きな変更内容を用意してません。全ジョブに関して、武器スキルや魔法スキルなどのカテゴリー上限アップを予定しています。その他は、バージョンアップ当日まで楽しみにお待ちください!
次は運営サービスに関する特ダネ情報です。 ワールド移転。
以前から非常に多くの要望をいただいていたワールド移転サービスですが、 今年の6月から7月あたりに開始できるよう準備をしています。一回の料金は、3000円になる予定です。これは1アカウントでの値段ですので、最大で16キャラまで移動ができます。 オンラインゲーム業界におけるワールド移転サービスの平均的な価格よりは安くなっていると思います。
初回の移動では何も制限はありませんが、再び移転を希望される場合には90日が経過しないと移転できないようするつもりです。これはRMT業者対策であると考えていただいてもよいかとおもいます。
続いてのコーナーは「ヴァナ経済最前線」です。 日々刻々と変わるヴァナ・ディール経済。今何が起きていて、今後どうなっていくのか。このコーナーでは、ヴァナ・ディールの経済事情をお伝えしました。
それではまずはじめにグラフの説明をします。 これは全ワールドのギルを合計して出した数値、つまりヴァナ・ディールに存在するギルの総量のグラフです。縦軸がギルの総量、横軸が時間となっています。
まず、こちらのグラフで山になっている部分があるかと思いますが、これは不正行為による一時的なギルの増加も大きな要因となっています。
この直後に対策を実施し、処罰を行っているのですぐに減少をしています。 処罰を実施するということは、その処罰対象となったキャラクターが持っていたギルをすべて凍結するということになり、ヴァナ・ディールから消えていきます。 また、そのキャラクターで行っていた不正な行為が抑制されることにも直結します。
そういった不正行為への対策をその後も数度にわたり行ったことと、10月に発足したスペシャルタスクチームの影響もあり、それが総量の減少に影響を与えています。
現在の減少傾向についてですが、現時点で下降曲線が徐々に収束し緩やかになっているのが分かるかと思います。 これは、その付近が競売手数料などによるシステムへのギル消費と、プレイヤーの皆さんの全収入とがつりあっている状態に近づいているということを示しています。 つまり、想定上の「正常な状態」になってきたということです。
しかしながら、過去のインフレ時から現在に至るまで、かなりの短期間で落差が生じています。 結果、プレイしている上でどうしてもかかってしまう固定的なコストをきついと感じている方もいらっしゃるのではないかと思います。
今後の動きについてですが、インフレ、デフレどちらが悪い、というよりも現状はデフレであるがために、固定になっている様々なコストがユーザーの皆さんにとってきついものになっていると思います。
そこで、次回バージョンアップにおいて、「アウトポストテレポの利用料の見直し」と「リンバスのコストの見直し」をひとまず行います。
デュナミスのコストに関しても皆さんから声があがっているのを認識していますが、これを下げると一部デュナミスの混雑を激化させる恐れがありますので、現状ではまだコスト見直しは行いません。また、継続的にその他クエストなどで得られる報酬の見直しや、新たなギルを稼ぐ手段の追加なども検討も行っていく予定です。
これはスペシャルタスクチームによる対処数をグラフ化したものです。 左の折れ線グラフは、対策の効果が現れており対処すべき対象が減少していることを意味しています。 3月に増加しているのは、新たな方面かの調査を加えたため、取り締まりが強化されたためです。 右のRMTサイト数の推移と合わせてみていただくと、より顕著に分かるかと思います。
また、これらの活動とあわせて、ゲーム内においても実施していたいくつかの施策が相乗効果を生み、RMTサイトの減少に拍車をかけたのだと推測しています。
完全にRMTを排除できたわけではありませんが、RMT業者によって生み出されていた正常ではないギルの供給は、確実に減ってきているといえます。
さらに、スペシャルタスクチームの活動をもっと強化し、RMTの徹底した排除を目指していきます。
続いてのコーナーは「ヴァナビアの泉」です。 このコーナーでは、開発・運営チームに所属していなければわかりえない、ヴァナ・ディールにある豆知識やトリビアをご紹介しました。
対象に向かって扇範囲の青魔法は……後ろを向きながら敵に撃つと単体攻撃になる。 バトルチーム権代 光俊
ユーザー側の意見を主張する人ほど……後々、能力や報酬のつけ方に厳しくなっていく。 イベントチーム 藤戸 洋司
タルタルの名前の由来は・・・・・・タルタルソースのタルタルなんです。イベントチーム 岩尾 賢一
チョコボ育成で、夜鳴きのときに毛織物を与えるとヒナが鳴きやむ、いうネタは・・・・・・実体験に基づいている。 イベントチーム 京屋 陽子
ここだけの話、ナジャの台詞にある「相棒」という単語が・・・・・・間違って「愛棒」になっていたことがある。 イベントチーム 鈴木 将敏
ムバルポロスのゴブリンとのダイス勝負には……裏技がある。イベントチーム 小川公一
賭けるギルの数値をあの近辺のエリアにまつわる数字にして、ある曜日にトレードするとその金額よりも勝てる確率がアップします。セリフも変化しますので、試してみてください。
GMチームの部屋にある会議室の名前は……ガルカとマンドラ。GMチーム Bylects
では、私からも一つ、GMは最初は赤い服ではなかったです。 好きな色を聞かれて、フェラーリの赤!って答えたらそうなりました。(Sundi)
ヴァナ・ディールのカレーは・・・・・・みんなで食べるとよりおいしい。バトルチーム 林 洋介
天候が変わると出現するエレメンタルと、召喚されるエレメンタルでは……グラフィックがちょっと違う。グラフィックチーム 波多江 由布子
モンスターと召喚されるエレメンタルでは制限が違うからです。 ちなみに黒魔法のデジョンと呪札デジョンでは効果音が違うそうですが、 理由は開発担当じゃないとわからないことがいっぱいあります。
北米と日本のGMは……ジェスチャーでコミュニケーションしている GMチーム duckbil
GMチームでは、Webカムを常備しているので、偶然目があったらお互い挑発するそうです(望月)。
当たり前ですけど、ジェスチャーが意思疎通のメインの手段じゃないですからね!(Sundi)
GMも……べドーで呪われることがある。GMチーム Ebessany
ビシージでもレベル1に戻って装備が脱げちゃうんですよね。こうして日々、GMは開発からのトラップと戦っているんです(笑
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